StrongHandsのWalletをLinuxで使おう(Ubuntu 16.04.4 LTS)
おはこんばんちは。
探しても無かったので忘備録として書いてみます。
みんな大好き筋肉コイン、StrongHandsのWalletのお話です。
StrongHandsそのものの解説は色んなところでされているので適当にググってください。
今回は、VPSを使ったUbuntuでのWallet運用のみにフォーカスを当てたいと思います。
使用するサーバー環境
今回使用するサーバーは以下の通り。
SERVER : KAGOYA VPS (KVM) SPEC : 2Core / 2GB / 30GB SSD OS : Ubuntu 16.04.4 LTS
こちらで試します。
KAGOYAのVPSは日額課金で使用できるので、ちょっとしたときにサクッと使えて便利ですね。
※Ubuntuの初期設定を別記事でまとめました。
よかったら参考にしてくださいな。
KAGOYAのVPSでUbuntuを初期設定しよう
KAGOYAのVPSでUbuntuを初期設定しよう その2
Walletのダウンロード
まずは最初のおまじない。
gitのインストールもついでにしておきます。
sudo apt update sudo apt upgrade sudo apt install git
続いて最新版のWalletを探してダウンロード。
まずはGitHubを確認。
Releases · bumbacoin/stronghands · GitHub
wgetでもcloneでもお好きな方でダウンロードしてください。
と言いたいところなのですが、なぜかgit clone~だと旧バージョンのWalletになってしまうので、wgetしてください。
wget https://github.com/bumbacoin/stronghands/archive/v0153.tar.gz
ダウンロードの確認
wgetの場合、「v0153.tra.gz」というファイルがダウンロードできていると思うので、解凍します。
tar -zxvf v0153.tar.gz
これで「stronghands-0153」というフォルダができています。お好みでリネームを。
自分の場合はこんな感じです。
mv stronghands-0153/ stronghands/
ここまでで下準備は完了。
準備ができたらstronghandsディレクトリへ移動しておきます。
cd stronghands
Walletのインストール
必要なパッケージのインストール
GitHubを参考にコマンドを打つべし。ひたすらに打つべし。
sudo apt build-essential sudo apt libssl-dev sudo apt libdb++-dev sudo apt libboost-all-dev sudo apt libminiupnpc-dev sudo apt qt5-default sudo apt qt5-qmake sudo apt qttools5-dev-tools
一気に済ませたい場合は以下。
sudo apt install build-essential libssl-dev libdb++-dev libboost-all-dev libminiupnpc-dev qt5-default qt5-qmake qttools5-dev-tools -y
うん、簡単。
Walletをビルド
無事パッケージが入ったところでWalletをビルドします。
とりあえずGitHubの記述通り
qmake USE_O3=1 FIRST_CLASS_MESSAGING=1 USE_UPNPC=1 stronghands.pro make
ってやってみるけど何故かビルドできず。ぬぅ。
仕方がないので割と一般的な手順を試します。
srcディレクトリへ移動して、再度ビルド。
cd /stronghands/src make -f makefile.unix
あとはしばらく待つのみ。
Walletの実行
無事ビルドが完了していればsrcディレクトリ内にstronghandsdという実行ファイルが出来ていると思います。
これを実行領域にコピーして、起動してみます。
cp stronghandsd /usr/bin/ cd /usr/bin stronghandsd -daemon
とりあえず状態を確認
stronghandsd getinfo
で
こんな感じのが出てればオッケーです。
stronghands.conf辺りは特にいじらなくても勝手に同期が始まるのでしばらく放っておいて大丈夫。
Bootstrapもあるので、早く同期を終わらせたい場合は適用を。
Portの確認
StrongHandsで使用するポートは以下の通りです。
Port : 6901 rpc : 6902
ufw等、ファイアウォールを設定している場合は、ポート開放をお忘れなく。
Bootstrapとかコマンドとかは次回。
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